15日にNHKで放映された「ディロン~運命の犬ふたたび」を見ました。
この「ディロン~運命の犬」シリーズは、私が一番好きなドラマです。
全てのドラマの中で、一番大好きです。
登場人物、
登場するワンチャン達、
話の内容、
雰囲気、
話の中に流れるテンポ、
全て全て大好きです。
最初にドラマを見た時、樋口可南子さん演じる麻利の状況があまりにも自分と似ていて(容姿は似ていませんが^^;)、驚きました。
以前の職場での人間関係で、心が壊れてしまったこと
子供がいないこと
住宅地の中の新しい家に引っ越したこと などなど。
そうそう、玄関においてあるふくろうの置物まで一緒だったっけ。
自分の姿が少し重なり、初回から涙が止まらなかったのを覚えています。
最初の放送は、2006年。
当時、職場を辞めて4年経っても、人間不信に陥ってしまった私の心はなかなか元に戻りませんでした。
そんな時に、この「ディロン~運命の犬」を見たのです。
子供の頃から犬が大好きで、犬がいじめられているのを見ると、相手が上級生であっても止めに入り、私自身がいじめられたりしていました。
道を歩いている犬を見ると、家はあるのだろうかと心配でなりませんでした。
そんな私は、
この「ディロン~運命の犬」と、
同じくNHKで放送されてこのドラマで獣医師役を演じている関口知宏さんの「日本列島縦断の旅」から
胸があたたかくなる何か、目には見えない大切な何かをもらったのです。
カウンセリングを受けたり、セラピーを受けたりしても
なかなか生きる意欲や人を信じられる気持ちを取り戻せずにいた私に
TVで放送されたこの2つの番組が生きるチカラを取り戻すきっかけをくれたのです。
凍り付いていた私の心は、再び少しずつ脈動を始めました。
そう「ディロン~運命の犬ふたたび」に登場する宇津井健さんが演じる篠原さんのように・・・。
・・・
だからこの番組は私にとって恩人でもあります。
製作スタッフの皆さん、出演者の皆さん、そしてなんと言ってもディロン、本当にどうもありがとう。
我が家にいる2匹のワンコの1匹は、元の飼い主に捨てられて殺処分される前に保護団体に助け出され里親を募集していた犬です。今年2月に我が家にやってきました。
ここで殺処分と書きましたが、これは決して安楽死ではないことを書き添えておきます。
炭酸ガスの中で苦しみながら息絶えていくのです。なんと残酷なことか・・・。
2匹のワンと優しい家族に囲まれて、今は心穏やかに暮らしている私です。
年間何十万匹もの犬や猫が殺処分されていることを知り、100の中の1でも助けられれば、と考えて、私はこの子を引き取りました。
でも引き取ってみると、助けたはずの保護犬から、私達家族は日々たくさんの幸せをもらっています。
・・・
ひとつのTV番組が、一人の人間に生きるチカラを与えることもあるのです。
だから、どうかどうか
世の中が嫌になってしまうような、心が退廃してしまうような番組ではなく
心があたたかくなるようなそんな番組作りをしてほしいと願っています。
心があたたかくなる大切な何かに出会うと、一度心を閉ざしてしまった人の心も必ず開くと思うから。
・・・
今回の番組で、ディロンが2007年7月14日に亡くなったことを知りました。
悲しくて涙が止まりませんでした。別れはいつも辛く悲しいものですね。
でもディロンは最後まで、きっととっても幸せだったのだと思います。
私も、うちのワンたちと一緒にいられる今を大切に生きていこうと思います。
ディロン、ありがとうね。
あなたことはずっと忘れません。